魔法の指輪を探してはくれないか!! ~序幕~

エルフ達が住まう緑豊かな大陸「エルトナ」

そのエルトナ大陸にアズランという町がある。

風の町と呼ばれるその町は代々「風乗り」という一族が存在し、その一族が執り行う祭祀および温泉で有名です。

 

そんなアズランの外れにある森の中に少し変わり者の研究者が住んでいました…

その自称「ハカセ」の研究所からは今日も叫び声が聞こえてくる…

「あー!なんてことだ!!オーマイガッ!!」


この研究所の様子…おわかりだろうか?

汚い?

そう、汚いですね。

草がぼうぼうで荒れ放題…に見えます。

でも、これは実験の成果だから仕方のないことなのだそう。

 

本人が何がどこにあるかなどわかっていればそれでいい。

変わり者の研究者なんてそんなものなのかもしれません。

 

でも、ハプニングは予想できないからハプニング。

少し様子を見ていることにしましょう。

 


なんだ、このポンコツは!

全然動かんではないか!!

ハカセはどうにもご機嫌斜めの様子。

カラクリがうまく動いてくれないので文句を言っているようです。

自分で作ったものなのに…

 

そんな性格だから友達も少ない様子。

と、そんな話はここではどうでも良いことですね。


この研究所、謎の植物や菌類でいっぱい…なだけでなく環境実験だとかなんとかで室内にまで水源がひいてあるのです。

そんなところでプンスカやってれば何か事故が起こることだってあります。

 

ほら、今だって…

 

オーマイガッ!!

なんてことだ!

私の発明の中でも会心の出来の魔法の指輪が…!

お池にはまってサー大変!

この水場はそのままアズランの地下下水道に流れていきます。

アズランの地下なんて某王都の地下下水のように人間が立って歩けるような大きさではありません。

そう、落とした指輪を探す…なんて困難極まりないことなのです。

 

もっとも、某王都の地下下水道だとしても指輪を探すなんて大変なことだと思いますけどもね。

 


「どうしよう、どうしよう。」

 

水面を眺めて右往左往。

その様子は動物園の折の中のゴリラか何かのようでした。

 

そんなゴリラごっこをしながら数十分…

 

「(゚∀゚)キタコレ!!」

 

どうやらハカセは何かいい案を思いついたようです。

どうせロクでもない考えだと思いますけどね…

イエス!

困った時の討伐本部!!

 

得体のしれない魔物からの依頼すら引き受けてくれるのだ、私の依頼を断るはずがなかろう!

 

アッハッハッハ、やっぱり私は天才だな!

どうやら、レンドアの討伐依頼本部に「失せもの捜索」依頼を出すことにしたようです…

 


オットー「おまかせください! きっとすぐに依頼を引き受けてくれる冒険者が見つかりますよ!!」

ちょっとおっちょこちょいだけどお人よしのオットーさんが依頼を断るわけはありません。

頼もしい言葉と共に、快く依頼を受領してくれました。

 

受注してくれる冒険者が見つかったら直接研究所に向かわせてくれるそうです。

 

それにしても、人が入れるような広さのない地下下水道をどうやって捜索してもらうつもりなのでしょうか?

果たしてハカセの指輪は無事に見つかるのでしょうか?

 

「まあ、見てるがいい、人出さえあれば簡単なことさ、あー早く被検体…いや冒険者が来ないかな!」
 

~つづく~

 

こちらレンドア討伐依頼本部!

~第2話~

「魔法の指輪を探してはくれないか!! 序幕」

 

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